あんた1980年をどう思う

すでに多くの方が手にされたと思いますが。

おなじみファン必携のムック『AOR AGE』、
最新号はSteely DanのGauchoと共に
同作が発表された1980年のAORが特集されています。

P1001116.jpg

中田利樹さん、山﨑稔久さんの対談では
興味深い会話がいくつか。

中「山﨑さん的には、今の新譜でも、AORは
  あるのか、ないのか、はどうですか?」

山「真のAOR…今の若い子がやっているAORは
  (中略)AORではなくシティ・ポップ。
  だから、AORは息づいているけれど、
  真の意味でのAORはないのかもね。
  AORっぽい、AOR風のSSWとかもいるけれど、
  確かに本当のAORはあの時代にだけ存在した
  のかもしれないね。それこそ、時代背景だったり、
  その聴き方も含めて。」

中「仮に同じミュージシャンが同じ演奏をした
  つもりでも、どこか空気感が違う、みたいな
  一種のミュージック・マジック?
  それがやっぱり大きいんだろうなー、って。
  そんなことも含めてリアルAORは1980年前後にしか
  誕生しなかったんじゃないかって、あれこそ
  あの時代の音楽の魔法だったんじゃないか、
  って最近は特に思うようになりました。」

山「(前略)確かに、今ではあの空気感は再現
  できないし、仮に誰かが当時の曲をセルフ・
  リメイクしても全く別物になっちゃうからね。」

思い切ったというか潔い発言、このお二人だからこそ
言える、言っても許される内容かもしれません。

この時代以降の新しい音楽にもいいものはある、
それはまったくの正論ではあるけれど「論」でしかなくて、
感情の部分では「やっぱり1980年頃が最高!それを超える
ものなど存在しない!」というのが自分の本音であり、
それに近いことを専門家がハッキリ公言されたのは
痛快ですらありました。
まぁ自分の場合、今の新作がAORではないとまで言う気は
ありませんが、それはAORの解釈、INかOUTかの線引きが
人によって異なるということとも関わってきますから、
それぞれの考えということでいいのではないでしょうか。

1967年生まれ、ちょっと遅れてきたAORリスナーの
自分にとっても1980年というのは、音楽以外の部分も含め
特別かつ重要な年でした。素晴らしい特集をありがとう
ございます。

さてこの先のBreezin' ですが、世間的には4連休の時期も

【9/20(日)、21(月・祝)は通常営業】

最終日の22(火・祝)はお休みさせていただきます。

古き良き時代(笑)のAORを肴に一杯どうぞ。
ご来店お待ちしております。





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この記事へのコメント

三浦の青猫
2020年09月17日 10:10
こんにちは、いつも楽しく拝見してます、解かるな―80年の空気感!
私は20歳でその音楽空気を呼吸してました、今よりもずっと音楽は
生活に寄り添ってたと思います、当時のレア盤が時々発掘されてますね、
当時それらを耳にしていたら、どう聞こえてたんでしょうか?なんて思いながら、手に取る初老の日々です。
怪鳥
2020年09月20日 05:52
★三浦の青猫さん
コメント有難うございます。
ワタシより少し上の世代の方ですね。
AORブームを一番ダイレクトに享受された
でしょうから羨ましいです。
今後ともよろしくお願い致します。