あんたこのアメリカ人をどう思う

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5年ブリのニューアルバムだそうです。



Bruce Springsteenの『Western Stars』。



自伝本とか、ブロードウェイへの出演、それをライヴアルバム化
したものなどがあり、休みなく活動している人というイメージが
強いですが、純粋な新作は久々なんですね。



「60~70年代サザン・カリフォルニア・ポップ・サウンドに
 シネマティックなオーケストラのアレンジを加え」
とあり、Eストリート・バンドとは離れたソロ形式の作品。
ジャケからするとカントリー色濃厚か?とも思わされますが、
ちょっと違う。ご本人はグレン・キャンベル、ジミー・ウェッブ、
バート・バカラックに影響を受けたと語っているようですが、
ストレートにそれ風というわけでもないんだなぁ。



ロックンロールではないし、もともとクセの強かったヴォーカルも
齢と共にさらにオッサン臭くなってますので、長年のファン以外の
日本のリスナー向けではないかな。
それでも⑤< Sleepy Joe's Cafe >のように『The River』の世界を
思わせるような曲もあるし、Springsteen流ノスタルジックなポップ
チューンの⑧< Sundown >、逆にこれまでの彼の作風にあまり
なかったようなスケールの大きなバラード⑪< There Goes My
Miracle >あたりはラジオ・オリエンテッドと言えます。



ありきたりな言い方をすれば、繰り返し聴くことで味が出てくる
タイプの作品集なのですが、近年のように配信やYou Tubeでの
つまみ食い的なリスニングスタイルが主流になってくると、
こういうアルバム、ひいてはSpringsteenのようなタイプの
アーティストは、少なくとも日本では新譜が大きく騒がれることは
ないように感じられます。もちろんロック界の大物としての
存在感はあるにせよ、それはもっぱら過去の実績に対する
「敬意」ですからね。まぁ『Born In The U.S.A.』のメガヒットで
瞬間最大風速的に“消費”されてしまったこと、久しく来日公演が
ないことなど、他の理由も考えられますが。



以前はファンだったものの新作を追いかけることをやめて
しまった人も多いようです。
< Hungry Heart >で出会って40年弱、自分はまだお付き合いを
続けていくつもりでいます。



最後にお知らせ。Breezin' は

6/26(水)を臨時休業 とさせていただきます。

ご了承下さいませ。




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