雲の上で今 何を思うのか?

誰にもいつか訪れる日とはいえ。



14年近く店をやってますと、時にお客様の訃報に
接することがあります。ブリに来ていただいた方ですので
そこまでご高齢ではなく、やはり50代くらい。
当然「早すぎる」という部分のショックも伴うわけで。



彼女は最初、フリーのお客様としてのご来店でした。
おっ、別嬪さん!と印象に残る人ではありましたが
1、2回きりで終わってしまい、よくあることゆえ
いつしか記憶の外に。
それがFacebookの音楽グループで(その人と知らず)再会、
グループ内の仲良くなったメンツで集まろうか、となった時
数年ブリに顔を合わせることとなり、あ、あの時の!と
思い出し、あらためてご縁を感じたものでした。



そのグループは毎年1月下旬の土曜日に新年会として
貸し切りでご利用いただき、彼女も常連として出席。
姉妹のように仲のいい女子大生のお嬢さんを連れてきて
くれたり、昨年今年はコンパクトなCDJの機材を持参して
DJパーティースタイルで皆を楽しませてくれました。



営業外でも、Earth や Benson、Marcusらが出演した
ブルーノートフェスを皆で観に行ったり、
彼女のマンションの共有スペースでBBQ+セッション大会が
あったり、そのマンションから見える花火を肴に浴衣女子会
を開催したり(自分は当然参加出来ず^^;)。
そうそう、ブリのCDプレイヤーが不調になり、
どなたか使ってない機材を無償で譲ってもらえませんか?と
ムシのいい呼びかけをしたところ、ただ一人それに応えて
くれたのが彼女だったな。



そのように仲間思いでお祭り好きな一方、寂しがり屋な
面もあり、件の新年会が終わるといつも「ロス」の書き込みを
していたのが印象的でした。グループのメンバーには独身者も
そこそこいたので、「老後はみんなでシェアハウスしようよ」
なんて言い出し、自分などその実現を半分本気で望んでいたり…



今年の新年会は1/26、いつもと変わらず飲み、笑い、
音楽をかけて楽しむ姿があったのですが、先の3連休が明けた
2/12には、もう彼女はこの世の人ではありませんでした。
信じられず受け入れ難い気持ちから数日、仲間うちでは
「彼女は大好きなハワイに行って、大好きなNed Dohenyを
 聴いてるんだよ」という声が上がり始め、自分もそう考えようと
思うようになりました。



野毛に一軒、彼女に教えてもらいその後よく寄らせて
もらっている飲み屋さんがあります。
一報を受けた12日の夕方、そのお店に足を運び、
Nedと共に彼女が好きだったアルバム(いい趣味でしょ?)を
カウンターに置いて一人飲みました。

画像




















また会おう。



また会える。


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