一筆啓上 青春以前が見えた

SNSには前にも書きましたたが、昨日(7/24)の夜、
CSのTBSチャンネル2で興味深い番組がありました。



西城秀樹追悼企画で、「YOUNG MAN」が初めて1位に
なった回の「ザ・ベストテン」をまるまる再放送しようと
いうもの。ちなみに1979年3月15日のことでした。



まずは司会の黒柳徹子と久米宏が登場、
この2人にしかできないスピーディな掛け合いが
なんとも懐かしい。おそらくオープニングに関しては
台本などなかったか、あってもかなり大ざっぱなもので
大半は2人のアドリブに任されていたのでは。



最初の第10位でいきなり出て来るのが「いい日旅立ち」の
山口百恵、これだけでじゅうぶんな見ものです。
たぶん当時ハタチくらい、今の同年代女子とは
比べ物にならない落ち着きと大物感、それでいて
「老けている」のとも違う。不思議な人だったな。



以後、順番は忘れましたが八神純子(想い出のスクリーン)、
ツイスト(性)が生演奏、ゴダイゴ(ガンダーラとモンキー・
マジックの2曲がランクイン)はビデオでの出演、
さだまさし(天までとどけ)、アリス(チャンピオン)、
甲斐バンド(HERO)は出演なし。
ちなみに11~20位には円広志、布施明、渡辺真知子、
岩崎宏美、さらには千昌夫や五木ひろし、渥美二郎の演歌勢、
それに郷ひろみと野口五郎の名も。



番組も大詰め、第2位には沢田研二が「カサブランカ・ダンディ」で
ランクイン。ミニボトルの液体を口に含んで霧のように吹き出す
パフォーマンスは、子供の教育上よろしくないみたいなクレームが
ついて、のちに取り止めになったと記憶しています。
その圧倒的な存在感、そして余裕ある言動、押しも押されぬ
トップスターの姿がそこにありました。



そしてそのジュリーを一気に抜き去り、第1位で秀樹が登場。

画像













ジュリーが横綱なら、秀樹は横綱への昇進が決まった
ばかりの大関みたいなポジションか。楽曲のパワーも
ありますが、勢いでは完全に先輩横綱を凌駕している感あり。
今まさに歌謡界の頂点に達した貴重な瞬間に見えました。
そう広くはないはずの収録スタジオに、おそろいのTシャツ、
ショートパンツ、サンバイザーを身に着けた100人からの
女性ファンが入り、彼女らに囲まれたお立ち台で披露される
「Y.M.C.A.」のパフォーマンスは圧巻の一言。




エンディングは皆さんご記憶でしょうか、スタジオにいる
当日の出演者の集合写真が撮影され、抽選で視聴者に
プレゼントされる趣向でした。
2位のジュリーと1位の秀樹が並んで談笑というゴージャスな画、
すでに人気番組だった「ザ・ベストテン」にとっても、さらなる
ピークを迎えた時期と言えるのでは。
そしてこういう映像を観るにつけ、秀樹がもうこの世にいない
ということがどうしても実感できず…



ちなみに自分はというと、当時小学校卒業目前の12歳(笑)。
ティーンエイジャーにすらなっていません。
まだベストテンは観てなかったな。スタートはけっこう遅くて、
この79年の5月頃からだったと記憶しています。
印象的なのはジュディ・オングの「魅せられて」でしたね。



翌80年に松田聖子と田原俊彦がデビュー、一気にアイドル
ブームになりました。ここいらを歌謡曲黄金時代ととらえる
人も多いようですが、だんだんルックス重視・歌唱力軽視の
傾向が強まっていったのも事実。
自分は上記のランキングにあるようにニューミュージック・演歌・
アイドルが混在しており(というだけならこのあと数年も似た感じ
ではありますが)、あくまで「プロの歌い手」で占められていた
この80年代前夜の時代も忘れ難いものがあります。



この番組、8/5(日)の15時から再放送されますので、
興味のある方は是非。
http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/o2145/

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この記事へのコメント

ひとみ
2018年07月26日 12:18
今は歌番組がないですね~地上波でなく、ネット系に転じているから、傾向がみえないしなぁ~

時間が経過するということがコワくもあります...
怪鳥
2018年07月28日 15:32
★ひとみさん
こちらではお珍しいですね。
テレビの歌番組、特にランキング系は
姿を消しました。そういう内容で作ると
同じ顔ぶればかりになって成り立たない
ってこともあるんだろうなぁ。
ジャニ系と秋元系で5曲ずつとか…

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