お買い物CD・286

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80年代中盤、American TOP40を
追いかけていた方ならご存知
なのでは。



映画『Breakin'』の主題歌で、84年に
全米TOP10入りを果たした
『Breakin'...There's No Stopping Us』
というナンバーがありました。
歌っていたのは2人組の「Ollie & Jerry」
で、その片割れのJerryさんが本作の
主人公です。



♪ Love's On Our Side / Jerry Knight (’82)
 この人、かつてはRay Parker Jr. 率いるRaydioのメンバーで、
 上記コンビの相方Ollie E. Brownも同グループに在籍した時期が
 ありました。その後ソロに転じたJerryの3作目がこちら。
 数年前に海外でのCD化はありましたが、国内発売は初と
 なります。


 アルバムはLeon Haywood(自身もシンガーですが、Carl Carlton
 をプロデュースしたことでもおなじみ)が制作を手がけたA面(前半)
 の出来がなかなか。①< She's Got To Be (A Dancer)> ②< I'm Down
 For That >がアーバンディスコ、③< Nothing Can Hold Us Back >は
 もう少しテンポを落としてアダルト色を出し、続いてAOR色も感じられる
 心地良いミディアムの④< Brand New Fool >でひと区切り。
 後半はJerry自身とF. Byron Clarkによるプロデュース。
 ⑤< Fire >で汗臭さを抑えた程良いファンクを聞かせる一方、
 ⑥< Beautiful > ⑧< Do You Raelly Mean It ? >というスローナンバー
 も用意されています。


 82年という時代らしく、すでにシンセサウンドが導入されながらも
 それ一色になっていないところが、今の耳にも抵抗感なく聴けます。
 James & PhilipのIngram兄弟やJames Gadson、Olllie E. Brown、
 Rene Moore、Ian Underwood、Phil Perryらが参加、Jerry本人は
 シンセ、ベース、ギター、ピアノまで手がけるマルチっぷりを発揮。
 ただ発売当時のチャートアクションは振るわなかったらしく、
 ソロアルバムの発表はこれが最後に。たしかにミーハー層に
 アピールするには今一つ「ベタさ」が足りなかったかも。自分には
 これくらいでいいんですが。その後、冒頭に書いたユニット活動も
 継続的なものとはならず、Jerryさんは癌のため96年に44歳の
 若さで亡くなってしまいました(悲)。


 上記③はDJ MURO氏のミックステープに収録とのことで、それが
 今回、氏が監修する再発シリーズの1枚としての日本初CD化に
 つながりました。SHM-CD仕様でなくてよいので、税抜¥1,800
 よりもう少し安ければなおよかったですね。
 

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