AORバー店主の優雅な日常

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zoom RSS 「必」ず「殺」す

<<   作成日時 : 2016/12/22 13:08   >>

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あれからかれこれ一年…



「あれ」とは、今の自分がハマリこんでいる底無し沼に踏み出した
第一歩のこと。一つの区切りでもあり、覚え書きとして振り返って
おきたいと思います。



昨年のちょうど今頃、年末にしては盛り上がりに欠け
手持ち無沙汰になったある日の深夜。
退屈しのぎにCS放送の画面で番組表をチェックしていると

『必殺仕置人 一挙放送』

みたいな文字が。ああ、これさえ目にしなければ。


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初めは「必殺って、仕事人以外にもあるんだ」くらいにしか思わず
食指は動きませんでした。

@そもそも時代劇を観る習慣がなかった(ほぼ唯一の例外が
 『木枯し紋次郎』。あれは異色ですので)
A金で弱者の怨みを晴らすという設定には「どうせベタベタした
 人情モノなんでない?」という先入観(紋次郎はそうした要素を
 排除したところが良かった)
B主演の藤田まことに対しても『はぐれ刑事純情派』における
 フツーのおじさんのイメージが強くて(それだってろくにちゃんと
 観ちゃいませんでしたが)魅力を感じず
C大ヒットしたりブームになったものへの単なる反発

といったところがその理由。
しかし番組データをもう少し見てみたところ、心境の変化が生じました。



T. 制作が1973年であること。

音楽面では1980年前後をこよなく愛する自分ですが、
ことドラマに関してはもう少し古いものが一番のツボです。
1972年、先の『木枯し紋次郎』、『太陽にほえろ!』。
1973年『非情のライセンス』。1974年『傷だらけの天使』。
1975年『俺たちの旅』。1976年『大都会 闘いの日々』。
専門家じゃないので論理的には説明できませんが、
高度経済成長の終焉を背景に、アウトロー的なものが
受け入れられる風潮、それを反映させた作風が自分の好みに
合うのでしょう。この時代の作品なら面白いかも…


U. 出演者への興味

藤田まことについては前述の通りですが、その他に山ア努、
これがいかにも曲者っぽくて惹かれる。あとは…おいおい、
『太陽にほえろ!』 のスコッチ(沖雅也)と
『俺たちの旅』 のグズ六(津坂匡章)が共演しとる!

この両者がどんな顔で会話してるんだ?(笑)
もっともお二人にとっては『必殺』への出演の方が先なのですが。

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あとは必殺シリーズ自体が、当時高視聴率だった『紋次郎』への
対抗馬として制作され、目論見通りライバルを超える人気番組と
なったということも興味の対象でした。
てなわけで、やや本筋から外れた部分への関心でチャンネルを
合わせてみたわけです。
この時の一挙放送というのはたしか22〜25時くらいの枠で
1日4話ずつを6、7日かけて全話流すようなスケジュールでした。
第何話か忘れましたが話の途中から観始めると、いきなり見せ場
である念仏の鉄(山崎努)の「骨外し」の場面に出くわし驚愕。


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時代劇なのにレントゲン!斬新!しかもそれが効果的!
これは続けて観てみようという気になり次のエピソードが
始まったところ、オープニングでガッチリ「掴まれて」しまいました。


 http://www.dailymotion.com/video/xjrqlz_%E5%BF%85%E6%AE%BA%E4%BB%95%E7%BD%AE%E4%BA%BA-op_shortfilms


闇に浮かび上がる仕置人たちの顔、交互に挿入される無残絵は
虐げられし者たちの象徴か。平尾昌晃と竜崎孝路のコンビが
その情念を音楽で表現し、さらには名調子としか言い様のない
芥川隆行のナレーションがそこにかぶる。
わずか30秒の映像で「これはイケる」の予感、
本編もじゅうぶんそれに応えてくれるものでした。



人情や正義感よりも金で動く仕置人、悪人を殺す自分たちを
正義の味方などとは思っていない。最後には自身にも
殺し屋の「業」が圧し掛かる。
怨みを晴らしてもらった頼み人も、結局は命を落としたり
女郎に堕ちたりでハッピーエンドには程遠く。
そして中村主水を演じる藤田まことも40数年前だけに
まだ若くてギラギラ、二枚目ではないけどカッコイイ。
後年の姿しか知らなかった自分には新鮮に映り、初めの方に
書いたネガティヴなイメージはすべて覆されてしまったわけです。
それに加え、ときに時代劇の範疇を軽々と逸脱する平尾&竜崎の
劇中音楽の素晴らしさは望外の美味しいおまけ。

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こうなると中毒患者になるのはあっという間でして、
残りのオンエアは当然連日チェック、見逃した分はネットや
数ヶ月後のBSでの再放送でめでたく補完。
以後は自然な流れとして『仕置人』以外のシリーズにも関心が
向かいます。自分のドラマの嗜好からすると「初期必殺」に
分類される作品がターゲットとなり、

一. まさか石坂浩二が殺し屋役 ?! の『暗闇仕留人』
二. 主水は登場しないながらも評価が高い『必殺必中仕事屋稼業』
三. 沖雅也が『仕置人』とはガラリと変わったキャラで再登板の
   『必殺仕置屋稼業』
四. 大胆にも紋次郎役だった中村敦夫を起用した『必殺仕業人』
五. 「初期」の集大成といえる『新・必殺仕置人』

の再放送を見つけては貪るように視聴の日々。
三、四以外はコンプリートできておらず、まだまだ初心者レベルと
自分を戒めております。



今後の目標としては、関係者の著書などがあれば読んでみたいのと、
ファンの溜まり場のような飲み屋がないか探すこと(笑)
情報ございましたらご一報下さい。



さ、仕事仕事。
まだ12連勤の真っ最中ですからね。


年内は30日まで営業、
12/23 (祝)、25 (日)は通常営業です。


よろしくどうぞ ^^
















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